女子400メートル障害 梅元逆境乗り越えV

[ 2010年8月1日 06:00 ]

 全国高校総体(インターハイ)第4日は31日、沖縄県各地で11競技を行い、陸上女子400メートル障害は梅元里菜(宮崎商)が59秒96で初優勝した。男子は加藤誠也(埼玉・松山)が51秒04で勝った。弓道団体は男子が飯能(埼玉)、女子は岐阜総合学園が、ともに初制覇。フェンシングの女子エペは、昨年フルーレを制した堀川こず恵(長崎・諫早商)が優勝した。バスケットボール男子は第1シードの延岡学園(宮崎)が八王子(東京)に57―75で敗れた。

 陸上女子400メートル障害の梅元が逆境を乗り越え初優勝した。学校に400メートルトラックがないため、週末は近隣の競技場に通っていたが、宮崎県を襲った口蹄疫の影響で使用不可能に。約1カ月間は「学校で300メートルの練習をした」という。決勝は「ラスト100メートルは絶対に負けない自信があった」の言葉通り、終盤で逆転。「凄くうれしい。59秒台は(自己)ベスト」と納得の表情を見せた。

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2010年8月1日のニュース