野球賭博で逮捕者…村山理事長代行「徹底的な解明願う」

[ 2010年8月1日 18:30 ]

 大相撲の野球賭博をめぐる一連の事件に関連し、初めて暴力団組員が逮捕された事態を受け、日本相撲協会の村山弘義理事長代行は1日、同協会広報部を通じて「反社会的勢力との関係を絶つために、徹底的に解明されることを願っております」とコメントした。

 7月31日には相撲協会の全般的な改革を目指す「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」から暴力団排除対策案の骨子を示されたばかり。村山代行は「日本相撲協会は反社会的勢力との関係を根絶するために全力を挙げて取り組んでおり、再発を防止するための施策についても迅速に確立するために努力しております」とした。
 そのほかの協会幹部は、陸奥広報部長(元大関霧島)が「警察の捜査の進展を待つしかないので、現段階ではコメントできません」と話すにとどめた。出羽海事業部長(元関脇鷲羽山)は「知らないし、まだ聞いていない」と明言を避けた。

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2010年8月1日のニュース