藍2アンダー 桃子2番でダボ…2アンダーで終戦

[ 2010年8月1日 22:00 ]

最終ラウンド、1番でギャラリーの声援に応える宮里藍

 女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英リコー女子オープン選手権は1日、英国西海岸サウスポートのロイヤルバークデールGC(6458ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、8打差の5位でスタートした上田桃子は1イーグル、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74と振るわず、通算2アンダーの286で大会を終えた。

 29位で出た宮里藍は7バーディー(2ボギー)を奪って67をマークし、同2アンダーで大会を終えた。横峯さくらは72で回り、同4オーバー、14位で出た有村智恵は75と崩れ、同2オーバーだった。
 首位で出たヤニ・ツェン(台湾)は16番まで終え、一つ落として通算11アンダー。同じ最終組のキャサリン・ハル(オーストラリア)は二つ伸ばして同10アンダー。

 ▼上田桃子の話 きょうは入ったと思ったパットがずっと入らなくて、苦しいラウンドだったけれど、最後のイーグルでたくさんの歓声をもらってすっきりした。きのうまでいい位置にいたので、もう少しいい順位に入りたかった。伸ばせなくて悔しかったけれど、3日間いいゴルフができていたので、日本に戻っても頑張りたい。

 ▼宮里藍の話 平凡な位置からのスタートで、重圧もあまりなかった。自分に期待しないでやると、こういうスコアになりやすい。(メジャー勝利は)いつかチャンスが回ってくると思う。

 ▼横峯さくらの話 きょうはもう少し伸ばせたかなと思う。4日間スコアは悪かったけれど、バンカーショットとか、低く打つ球がうまく実戦でできたので収穫もあった。これを生かして日本で早く勝てるよう、頑張りたい。

 ▼有村智恵の話 きょう、最初は順位とかを気にしていなかったけど、パットがカップにけられるのが続くと、ゆとりがなくなってしまった。最終日に伸ばせなくて悔しい。来年また出場できるように、日本でまた頑張りたい。(共同)

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2010年8月1日のニュース