暴力団排除対策の骨子を提示

[ 2010年8月1日 06:00 ]

 独立委員会は罰則付きの禁止規定案を策定する暴力団排除対策の叩き台となる骨子を承認し協会に提示した。12日の第4回会議で最終案をまとめる。

 骨子は暴力団との交際や違法な賭博行為の禁止、そうした事例に触れた場合の理事長への報告の義務付け、警察庁などと連携しての対策協議会の設置など数項目にわたる。近日中に行われる理事会で検討するよう求めた。ただ、前回の会議で話題となった八百長相撲に関しては、存在を否定する協会の意向で削除された。
 会議にはオブザーバーとして一門別に5人の親方が参加。骨子をまとめた前田委員は「(骨子は)全員一致で異論はなかった。親方の反応を見ても方向性にブレはなかった」と満足そうに話した。

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2010年8月1日のニュース