男子代表監督に就任のウィスマン氏が会見で決意

[ 2010年4月23日 18:58 ]

 バスケットボール男子の日本代表監督に就任したトーマス・ウィスマン氏(61)が23日、東京都内で記者会見し「大変な挑戦だが、期待に沿うよう努力する。まずアジアの中で高いレベルに行けることを目標にしたい」と、昨年のアジア選手権で史上最低の10位に終わった日本代表の立て直しを目指す。

 米国人のウィスマン氏は日本を含めて国際的に豊富な指導歴があり、今季は日本リーグのリンク栃木を初優勝に導いた。再建に向けて「栃木のようにコートを走り切るスタイルが基盤。長身選手の強化にも力を入れる」とプランを語った。
 2014年の世界選手権出場が大きな目標で、契約は複数年となる。代表選手は選考中。リンク栃木所属で米プロのNBA経験のある田臥勇太を選出するかどうかについては「日本でもトップレベルの選手ではある。今回の代表では長期間活躍できる選手を選びたい」と話すにとどまった。

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2010年4月23日のニュース