朝青龍引退の最終報告書「指導法レベルアップを」

[ 2010年4月23日 19:40 ]

 日本相撲協会は2月に引退した元横綱朝青龍の暴行問題についての最終報告書を23日、文部科学省へ提出し「師匠の相撲部屋における力士指導方法のレベルアップが不可欠」との再発防止策を掲げた。

 元朝青龍による暴行に関しては、騒動を大きくしたくないとする被害者からの事情聴取ができなかったため、事実を確認できなかったとしている。理事会では「横綱の品位を汚し、協会に多大な迷惑を掛けたことは明白」との理由で1年間の出場停止か解雇との意見が浮上。最終的には元朝青龍が自ら引退を申し出るのならば受け入れるとの意見が多数出た、と経緯を説明した。

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2010年4月23日のニュース