やれそうな雰囲気はある…遼くん、３６位発進も手応え

第１日、１アンダーで３６位の石川遼

　【つるやオープン】石川遼は３バーディー、２ボギーと静かなスタート。パーオンを逃すホールが多かったが、小技でしのぎながらスコアをまとめ「リカバリーでうまく切り抜けられた」と冷静に振り返った。

　ハイライトは前半の１１番（パー３）だ。第１打をグリーン手前のラフに外したものの、サンドウエッジで転がした球は勢いよくカップに飛び込んだ。「入ったのはまぐれだけど、あれからアプローチに余裕が持てた」と、ミスを恐れずにショットを放った。
　「練習してきたことが出せたので、結果には納得している」と話すように、改良中のスイングに手応えをつかみつつある様子だ。あとはスコアに結び付けて自信を取り戻すだけ。「やれそうな雰囲気はある」と３６位からの巻き返しを狙っている。