元朝青龍 モンゴル外相らと北朝鮮をVIP訪問!

[ 2010年4月23日 06:00 ]

北朝鮮の平壌を訪れ、金永南・最高人民会議常任委員長(前列中央)らと記念写真に納まる元横綱朝青龍関(後列中央)。前列左はモンゴルのザンダンシャタル外相

 暴行問題の責任を取って2月に引退した大相撲の元横綱・朝青龍(29=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)が、モンゴルのザンダンシャタル外相らと北朝鮮を訪問した。22日に北朝鮮の朝鮮中央通信が配信した写真で判明した。

 関係者によると外相には約40人の経済人、起業家らが同行し、20日に平壌入り。万寿台議事堂での記念写真には、朝青龍もスーツ姿で金永南最高人民会議常任委員長らと納まるなどVIP待遇で扱われている。朝青龍はウランバートルでサーカス団を運営しており、関係者は北朝鮮のサーカス団招請などの商談ベースで同行した可能性を指摘している。
 引退後の朝青龍は経済界や映画俳優への転身などが話題になっているが、関係者は「政府は1人750ドル(約7万円)の参加費を募って(同行者を)誘っていた」と話した。訪朝を終えた朝青龍は既にモンゴルへ帰国しており、24日にも日本に再来日する予定だ。

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2010年4月23日のニュース