開幕戦は２位…丸山、／好調維持して首位発進

　【つるやオープン】前週の開幕戦でプレーオフの末に優勝を逃した丸山大が、好調を維持したまま乗り込んできた。精度抜群のショットを武器にボギーなしの７バーディー。自身のベストスコアに並ぶ６４をマークし「最高のスタート」と満足感を漂わせた。

　切れ味鋭いアイアンショットで、次々と好機をつくり出した。パー４で奪った６バーディーは、いずれも第２打をピンに絡めて１パットで決めた。前日は競技が中止になる大雨。グリーンが軟らかかったのも好スコアにつながった。
　「先週にプレーオフで負けたせいか、緊張感を持続できている」と好発進の要因を分析した。開幕戦は最終日に粘ってプレーオフに持ち込んだことを自ら評価しつつ、激闘に敗れた悔しさが忘れられない様子だ。この日は勝利への欲求をより一層強く持ち、その思いを球に込めた。
　昨年９月のパナソニック・オープン以来となるツアー通算３勝目を強く意識している。「勝つチャンスはそんなに巡ってくるものではない。今度は勝つ」と力強く宣言した。