森田、また4大大会初勝利お預けおあずけ

[ 2010年1月20日 06:00 ]

女子シングルス1回戦でリターンする森田あゆみ

 全豪オープンテニス第2日は19日、オーストラリア・メルボルンパークで行われ、女子シングルス1回戦で森田あゆみ(19)は第32シードのカルラ・スアレスナバロ(21)に5―7、4―6で敗れ、4大大会初の初戦突破はならなかった。2年連続5度目の優勝を狙うセリーナ・ウィリアムズ(28)はストレート勝ち。男子シングルス1回戦では世界ランク1位のロジャー・フェデラー(28)が同37位のイーゴリ・アンドレエフ(26)に逆転勝ちした。(山口奈緒美通信員)

 ≪要所でミスが…≫7度目の4大大会出場だった森田は「(初勝利は)難しいが駄目とも思わない」と前を向いた。スアレスナバロのミスで両セットとも終盤までもつれたが、押し切れずに競り負けた。「大事なところでミスが出てしまった。プレッシャーがかかっても冷静なプレーができるようにならないと」。要所での気迫と集中力に課題が残った。

 ≪フェデラー辛勝≫3年ぶりの優勝を狙うフェデラーの初戦は厳しい戦いとなった。08年全米でフルセットの苦戦を強いられたアンドレエフに第1セットを4―6でダウン。1―1で迎えた第3セットも第12ゲームで3度のセットポイントを握られたが、要所で際どいショットを冷静に放ち、このセットをタイブレークでものにした。「あのセットは運だった。大事なのは集中力。きょうはうまく対処できた」と振り返っていた。

続きを表示

2010年1月20日のニュース