元バレー日本代表・宝来 プロゴルファー挑戦

[ 2010年1月20日 06:00 ]

プロゴルファーを目指すことになった元バレーボール日本代表の宝来麻紀子

 バレーボール女子の元日本代表の宝来麻紀子(31)がプロゴルファーを目指していることが19日、分かった。昨年11月から本格的に練習を始めたばかりで、ほぼ毎日1000球を打ち込んでいるが、1メートル87の長身で飛距離はプロ並みだ。「ミズノ」「サントリー」など6社のサポートを受け、3年以内のプロテスト合格を目指している。

 昨年5月の引退後はビーチバレー転向も視野に入れ、菅山かおる(31=WINDS)と合同練習するなどトレーニングを行ったが、ビーチバレーでは自身の武器ブロックが生かしにくいと判断し断念。新たな道としてゴルフを選んだ。
 「今はフォーム重視で基本を繰り返しやってます。コースはまだ回っていません。無謀な挑戦かもしれませんが可能性はゼロじゃない。プロになります」。初ラウンドは5月ごろに予定。来年5月の関西女子アマにエントリーし、予選通過するのが最初の目標だ。

 ◆宝来 麻紀子(ほうらい・まきこ)1979年(昭54)1月6日、山口県宇部市出身の31歳。小学4年でバレーボールを始め、三田尻女子高(現誠英高)時代に国体準優勝。97年に日立入り。01年の廃部に伴いJTに移籍し、09年5月に退社して現役引退。日本代表では02、06年世界選手権、03年W杯などに出場。1メートル87、68キロ。

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2010年1月20日のニュース