欧州王者倒した!日本 白星発進

[ 2009年11月19日 06:00 ]

<日本・ポーランド>第1セット、ブロックする(左から)清水、富松、福沢

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会は18日、大阪市中央体育館で開幕し、アジア選手権覇者で世界ランク12位の日本は、欧州選手権を制した同7位のポーランドをフルセットの末に下して白星発進した。日本は第1セットを落としたが、第2セットは石島(堺)と富松(東レ)を中心にブロックがさえ渡り、25―15で奪った。第3セットは21―25で失ったものの、続く第4、5セットは石島と清水、福沢(ともにパナソニック)の強打が決まり、それぞれ25―21、15―10でものにした。

 欧州王者ポーランドを相手に日本がフルセットの大激戦を制した。植田監督は「初戦をこういう形で取れて自信になる。今年チーム力は伸びている」と目尻を下げた。勝因は攻撃的なサーブ。特に清水は第4セットの3本連続を含む5本のサービスエースを成功させた。ブロックも相手の11本を上回る14本。スパイク成功率54・24%と高い数字を残した。福沢は「チームに粘りが出てきている。勢いをつけていく」と手応えを口にした。

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2009年11月19日のニュース