鈴木明子　静香流スケーティングマスター

フィギュアスケートの鈴木明子は長久保コーチ（左後方）と共にグランプリシーズ出場のためカナダへ出発した

　フィギュアスケートＧＰシリーズ中国杯で優勝した鈴木明子（２４＝邦和スポーツランド）がスケートカナダ（２０、２１日）出場のため、カナダ・キッチナーへ向けて出発した。

　中国杯後の約２週間の調整では、かつて荒川静香を指導した長久保コーチのアドバイスを受けて、滑りを改善。「具体的には言えないけれど、滑らかになった。荒川さんのように、ガツガツ押さなくても滑る感じ」と五輪金メダリスト流の滑りをマスター。演技点の上積みが期待できる新たな滑りで、ＧＰファイナルの出場権獲得を目指す。