チーム青森 韓国を逆転撃破!決勝進出

[ 2009年11月19日 06:00 ]

準決勝の韓国戦の試合中、笑顔を見せるチーム青森の近江谷(左)と本橋

 カーリングのパシフィック選手権第7日は18日、長野・スカップ軽井沢で行われ、1次リーグ2位の女子日本代表のチーム青森は準決勝で同3位の韓国を8―6で破った。第6エンドに3点を挙げて逆転し、押し切った。3戦先勝ながら2回戦総当たりの1次リーグの成績を持ち越す方式のため、韓国戦で2勝していたチーム青森が決勝進出。同時に、上位2チームに与えられる世界選手権(来年3月、カナダ)の出場権も確保した。19日の決勝は昨季世界女王の中国と対戦する。

 昨年はこの大会で韓国に敗れ、世界選手権出場を逃したチーム青森だが、今年は完成度が違った。序盤はショットの精度が上がらずリードを許したが「後攻で2点を狙った」(目黒主将)という第6エンドで相手ミスもあり3点を挙げ、ゲームを支配した。決勝の相手は予想通り、昨季の世界選手権女王・中国。1次リーグでは1勝1敗だったが、目黒主将は「1次リーグで戦うのと、国際大会の決勝では意味が違う。勝って、自信を持って五輪に臨みたい」と言葉に力を込めた。

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2009年11月19日のニュース