高橋大輔、靱帯断裂から復活Vも「満足していない」

[ 2009年10月11日 12:25 ]

故障明けの復帰戦で優勝し、表彰式で花束を掲げた高橋大輔

 フィギュアスケートの2007年世界選手権男子2位の高橋大輔(23)=関大大学院=が10日、フィンランドのバンターで行われたフィンランディア杯で復活優勝を成し遂げた。

 高橋は昨年10月に右ひざを靱帯断裂。このため昨年4月に行われたジャパン・オープン以来約1年半ぶりの復帰戦だったが、金メダルに挑む来年2月のバンクーバー冬季五輪に向けての幸先良い第一歩となった。
 高橋は9日のショートプログラムで1位。10日のフリーは2位だったが、逃げ切った。2季ぶりのグランプリ・シリーズ、NHK杯(11月6~8日・長野市ビッグハット)でさらなるレベルアップを目指す。

 ▼高橋大輔の話 結果的に優勝はしたけど、内容に満足していない。ステップやスピンに体力不足が現れた。五輪金メダルの目標を達成するため、課題の見つかったいい試合だった。(共同)

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2009年10月11日のニュース