5位に浮上した宮里藍/ようやく本領を発揮

[ 2009年10月3日 19:21 ]

 【日本女子オープン】我慢をしながら好機をものにする。宮里藍がようやく本領を発揮して5位に浮上。340ヤードの14番など距離が短めのパー4でバーディーを量産し「短いところできちんと取れた」とうなずいた。

 よく耐えたのが8番(パー4)。4メートルある下りのパーパットを沈め「あのホールがキーだった」と話す。9番で一つ伸ばした後、356ヤードの10番(パー4)では第2打を9番アイアンでピンそば80センチにつけ、連続バーディーで流れに乗った。
 7打差で首位を走るのは沖縄の後輩で名字も同じ宮里美。「彼女はあまり崩れてこないと思う。だからわたしが頑張るしかない」。これまでの最大差逆転優勝は1985年に森口祐子が記録した6打差。7月に米ツアー初制覇した24歳が、2度目の日本一に向け、劇的逆転に挑む。

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2009年10月3日のニュース