予期せぬ形で…シャラポワ“思い出の地”で復活V

[ 2009年10月3日 17:28 ]

東レ・パンパシフィック・オープンで4年ぶり2度目の優勝を果たしたシャラポワ

復活!シャラポワが今季初優勝!杉山はプロ生活に終止符

 【東レ・パンパシフィック・オープン】シャラポワの復活優勝は予期せぬ形だった。出だしは力みがあり、ショットが何度もラインを越えた。しかし0―2の第3ゲームからは力強いサーブでリズムを取り戻し、5ゲームを連取。第8ゲーム途中で相手が負傷棄権し、勝ちが転がり込んだ。
 1週間で6試合を戦い抜いたことは右肩が完全に復調した証拠だ。シャラポワは「久々のタイトルを取れてうれしい。試合ごとに調子が上がっていった」と喜んだ。
 有明はシャラポワが2003年のAIGジャパン・オープンでツアー初優勝を果たした地。節目の20勝目もここで刻み、「東京ではたくさんいいことがある」と笑う。
 昨年は10月に手術をし、オフの間は「テニスを奪われた気分だった」。だが今年は違う。「オフはいい土台づくりをしたい」と話し、女王の称号を取り戻すための時間にする。

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2009年10月3日のニュース