遼くん シャツ替えバッチリ!単独首位に浮上

[ 2009年10月3日 18:02 ]

第3日、14番でパーセーブしガッツポーズの石川遼

 男子ゴルフツアーのコカ・コーラ東海クラシック第3日は3日、愛知県三好CC西(7310ヤード、パー72)で雨のためサスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、賞金ランキングトップの石川遼が通算11アンダーの205で単独首位に浮上した。石川は首位と3打差の7位で第3ラウンドを開始し、7バーディー、1ボギーの66とスコアを伸ばした。1打差の2位は池田勇太と梶川剛奨で、さらに1打差の4位に片山晋呉が続いている。第2ラウンドで単独トップに立った丸山大輔は76と崩れ、通算4アンダーの14位に後退した。

【第3R


 今季4勝目を狙う石川遼がじわじわと順位を上げ、単独トップで最終日を迎える。
 サスペンデッドとなっていた第2ラウンドの3ホールを終えると、ピンクのシャツを「気合が入るイメージ」という赤に着替えて第3ラウンドに臨んだ。首位と3打差の7位で出ると、8番で20ヤードを直接入れるチップインバーディーを奪うなど前半を4バーディー、1ボギーで折り返した。

 後半も集中したプレーでボギーなしの3バーディーと伸ばし、賞金ランキング1位の18歳は「一打一打最善を尽くし、もったいないミスはなかった」と胸を張った。
 最終日の最終組には石川遼と賞金ランク2位の池田が入り、1組前では片山が逆転優勝を狙う。実力者が上位に顔をそろえ「自分が石川遼じゃなければ見に行きたい」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。

 石川遼は「最後の3、4ホールが勝負。気持ちを前面に出していきたい」と最終日を見据え、「1人の選手として、ファンの期待を裏切りたくない」と主役を演じきる意気込みを口にした。

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2009年10月3日のニュース