4百障害杉町V、成迫2位/新潟国体

[ 2009年10月3日 18:21 ]

 第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」(新潟国体)第8日は3日、新潟県で行われ、陸上成年男子400メートル障害はブラジル国籍の杉町マハウ(群馬・日本ウェルネス専門学校職)が48秒67で優勝した。6連覇を目指した成迫健児(大分・ミズノ)は48秒84で2位。

 成年女子400メートル障害は久保倉里美(新潟・新潟アルビレックス)が56秒34で1位。少年男子A400メートル障害はインターハイ王者の安部孝駿(岡山・岡山玉野光南高)が50秒11で勝った。少年男子Aハンマー投げは柏村亮太(鳥取・倉吉北高)が68メートル33の日本高校新記録で制した。
 柔道の少年男子は、高校3冠を達成した東海大相模高主体で臨んだ神奈川が2年ぶり6度目の優勝を果たした。フェンシングの少年女子フルーレは愛媛が初制覇し、成年男子フルーレは和歌山が4年ぶりに頂点に立った。

 ≪無念の成迫、興奮の杉町≫ノルマの48秒台はマークしたが、陸上成年男子400メートル障害のエース成迫は10台目の障害で杉町に並ばれると競り負け、6連覇を逃した。「悔しい。国内大会では最後に並ばれると勝てていない。強さを磨かないといけない」と唇をかみしめながら再起を期した。
 一方、昨年の北京五輪にブラジル代表で出場した杉町は48秒67の自己ベストに「(成迫は)同い年で目標。勝ててうれしい」と興奮気味。2016年五輪のリオデジャネイロ開催が決まったが「32歳になる年だし、ぎりぎり」と控えめだった。

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2009年10月3日のニュース