朝青龍複雑?ケガ順調回復でサボる理由がない

[ 2009年10月3日 06:00 ]

 横綱・朝青龍が右ひざのテーピングを外した。大相撲の第68回全日本力士選士権が2日、両国国技館でトーナメント形式で行われた。

 秋場所優勝の朝青龍は2回戦で敗退した。初戦で豪栄道を右上手投げで下し、続く2回戦では武州山に寄り切られたが、8月13日に負傷し、同月22日以来ずっとテーピングを巻き続けていた右ひざについて横綱は「まだ少し違和感はあるけど、状態は8割ぐらい」と回復をアピールした。
 過去、場所後の巡業では左ひじ痛などの故障を理由に朝稽古をサボったり、やりたい放題だったが、18日に横浜から始まる秋巡業では故障による言い訳は一切できないほどの好調ぶり。「これからは巡業などで稽古しながら(調子を)上げていく」と全開宣言だ。
 九州場所(11月15日初日、福岡国際センター)では、ここ数年常に稽古不足を指摘されてきた“天敵”の横綱審議委員会の内館牧子委員らからお褒めの言葉をいただけるか楽しみだ。

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2009年10月3日のニュース