復活!シャラポワが今季初優勝!杉山はプロ生活に終止符

[ 2009年10月3日 14:06 ]

東レ・パンパシフィック・オープンで4年ぶり2度目の優勝を果たしたシャラポワ

ヤンコビッチ、痛み広がり途中棄権

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は3日、東京・有明コロシアムで行われ、シングルス決勝でマリア・シャラポワ(ロシア)が4年ぶり2度目の優勝を果たした。優勝賞金は35万ドル(約3150万円)。
 シャラポワは第7シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦し、第1セットを5―2とリードしたところでヤンコビッチが途中棄権した。右肩手術から復帰したシャラポワは昨年4月以来のツアー優勝で、通算20勝目となった。
 ダブルス決勝は、この試合を最後に現役を引退する杉山愛(フリー)がダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)とペアを組んで、アリサ・クレイバノワ(ロシア)フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)組と対戦、4―6、2―6で敗れ、17年間のプロ生活の最後を準優勝で終えた。
 杉山組は第1セットを4―1とリードしたが、相手の強烈なサーブでリズムを崩し、ここから9ゲームを連続で失った。

 ▼杉山愛の話 いまは満たされているという気持ち。これ以上ないパーフェクトな終わり方だと思う。うまくなりたいという気持ちが(17年間の)原動力だった。後輩たちはどんどんトライしてほしい。私にできることがあればサポートしたい。

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2009年10月3日のニュース