1~2カ月前に決まっていたサプライズ少女 実はこんな人

[ 2009年10月3日 07:15 ]

プレゼンテーションを終え、室伏広治に肩車される三科怜咲さん

 【IOC総会・東京五輪落選】東京が“隠し玉”として用意していたのは、15歳の三科怜咲(れさ)さんだった。東京で生まれ、4歳から10歳までシンガポールで過ごしたという“帰国子女”。オープニングで突然会場に現れた三科さんは、流ちょうな英語で「私は国家元首ではありませんが、国よりももっと大きな集団、若者の代表です」とアピールした。

 体操選手として全日本ジュニア選手権に出場する一方、演劇も勉強中で、プレゼン終了後は陸上ハンマー投げの室伏に肩車され、笑顔。「とても緊張したけど、いい経験になりました」と話した。河野事務総長は「起用を決めたのは1~2カ月前。次世代の五輪は、その世代に語ってもらう方がいいと思った」と説明した。

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2009年10月3日のニュース