ヤング残り2秒 劇的レイアップ

[ 2009年4月26日 06:00 ]

 米プロバスケットボール、NBAは24日、各地区でプレーオフを行い、東地区6位の76ersが3位のマジックを2点差で下して2勝1敗。2季目のフォワード、タディアス・ヤング(20)が残り2秒にレイアップを決めてチームに勝利をもたらした。マ軍はセンターのドワイト・ハワード(23)がプレーオフ自己最多の36得点をマークしたが最後は息切れ。1位のキャバリアーズはピストンズを退けて3連勝を飾り、レブロン・ジェームズ(24)は25得点11リバウンド9アシストをマークした。

 <76ers>わずか6得点だったがヤングが大きな仕事をやってのけた。同点で迎えた残り6秒からのプレー。左ベースライン際を突破し、一度ボールをはたかれながらもマ軍ハワードをかわして冷静にレイアップを成功。「人生で最高のシュートだった」とチームメートに抱きかかえられて喜びを爆発させた。敵地での第1戦ではイグダーラが残り2・2秒に決勝シュートを成功。土壇場で見せた2度目の“マジック”に地元フィラデルフィアのファンも大喜びだった。
 ▼タディアス・ヤング 1988年6月21日生まれ、ニューオーリンズ出身の20歳。テキサス工科大から07年ドラフト全体12番目に指名され76ers入り。2メートル1、95キロ。今季平均得点はチーム3位の15・3。年俸は197万ドル(約1億9110万円)。

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2009年4月26日のニュース