ダーディンが初優勝 さくら、諸見里らは3位

[ 2009年4月26日 18:02 ]

第2ラウンドまでの成績で日本ツアー初優勝を飾ったタミー・ダーディン

 フジサンケイ・レディース最終日は26日、静岡県川奈ホテルGC富士(6464ヤード、パー72)で行われ、前日雨天サスペンデッドになった第2ラウンドの残りに続き、最終ラウンドを開始したが、強風のため中止。第2ラウンドまでの成績で、通算7アンダー、137のタミー・ダーディン(オーストラリア)が日本ツアー初優勝を飾った。ランキング対象となる優勝賞金は正規の75%の1080万円となった。

 ダーディンはこの日朝の第2ラウンド後半9ホールで2バーディーを奪ってスコアを伸ばした。
 3打差の2位は申智愛(韓国)。さらに2打差の3位に横峯さくら、諸見里しのぶ、塩崎亜美、前田久仁子の4人。前日首位タイだった有村智恵は通算1オーバーの10位に終わった。

 2004年から日本ツアーに参加しているダーディンが「本当にうれしい」という初優勝を飾った。
 ツアーきっての飛ばし屋として知られるが、この大会では「ショートアイアンの正確さと難しいパーパットが決まった」ことを勝因に挙げた。
 「自分のゴルフを変えたい」と、今年1月から上田桃子、諸見里しのぶらが師事する江連忠プロの門下に加わった。
 「こんなにボールを打ったのは初めて」という猛練習の成果が早くも出たといえる。今季の目標は賞金ランク10位以内。「実現できると思う」と自信に満ちた口調だった。

続きを表示

2009年4月26日のニュース