藍ちゃん踏ん張った9差13位

[ 2009年4月26日 06:00 ]

 USLPGAツアーのコロナ選手権第2日は24日、メキシコ・モレリアのトレスマリアス・レシデンティアルGC(6539ヤード、パー73)で行われ、12位発進の宮里藍(23=サントリー)は4バーディー、1ボギーの70で回り、通算7アンダーの13位となった。初日67位と出遅れた宮里美香(19=フリー)は69と巻き返し40位に浮上。地元メキシコ出身のロレーナ・オチョア(27)が2日連続の65をマークし通算16アンダーで単独首位をキープした。

 宮里藍が初日の4アンダーに続いて、2日目もスコアを伸ばした。4バーディーにボギーは1つだけ。安定したゴルフに「ショットもパットも良かった。流れを切らさない、いいラウンドだった」と納得した表情で振り返った。
 前半の2つのパー5で確実にバーディーを奪い、後半へ。11番でこの日初のボギーを叩いたが、集中力を切らすことはなかった。14番パー3では約6メートルのバーディーパットをねじ込むと、16番パー5では3打目をピン横2メートルにピタリ。ショットとパットのかみ合う理想的なゴルフだった。
 ただ、スコアを伸ばし続けても、米ツアーで勝機をつかむことは難しい。地元の熱烈なファンの声援を浴び続けたオチョアはプレッシャーに負けることなく2日連続の65をマーク。2日目を終えて首位と9打も開いた差が現実だ。
 「目標は毎日同じ。1つでも多くバーディーを取って1つでも上に行きたい」と前向きな気持ちで臨む決勝ラウンド。ビッグスコアを出して上位を脅かす存在になれば、次につながる。

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2009年4月26日のニュース