八百長裁判の審理終了 3月26日に判決

[ 2008年12月12日 06:00 ]

 日本相撲協会と横綱・朝青龍らが八百長告発記事を掲載した週刊現代の発行元の講談社などに損害賠償などを求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁で開かれ、すべての審理が終了した。来年の春場所12日目にあたる3月26日に判決が言い渡される。争点となっている06年九州場所と07年初場所における朝青龍の八百長疑惑に関し、原告側の吉川精一弁護士は被告側の立証が不足していると主張。「勝訴判決が最大の眼目。協会は勝訴を確信している」と自信満々。ただ、勝訴しても、裁判所が八百長の存在を認める可能性もあり、被告側の弁護士は「その場合は痛み分け」と話した。

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