ペアの高橋組は悔しい7位/Jr.GPファイナル

[ 2008年12月12日 18:19 ]

 フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル第2日は12日、韓国の高陽でペアと男子のフリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で8位と出遅れた高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランが組む日本ペアは、フリー7位で、合計106・04点の7位に終わった。ルボフ・イリュシェチキナ、ノダリ・マイスラゼ組(ロシア)が合計149・38点で初優勝し、男子はフローラン・アモディオ(フランス)が合計199・58点で初制覇した。最終日の13日は女子フリーにSP2位の村上佳菜子(グランプリ東海ク)と7位の藤沢亮子(飯塚ク)が出場する。

 ペアでトランと組む高橋。フリーの演技が終わると、貧血のために引き揚げる通路で座り込んでしまった。
 1組棄権が出たため、SP最下位から一つ順位が上がったが、ジャンプで転倒した高橋は「ファイナルにふさわしい演技ができなかったのが残念」。初めて両親が応援に来ただけに悔しがった。
 昨年7月にペア結成の2人はまだまだ発展途上。トランは「世界ジュニアでは5位以内を狙う」と目標を口にした。(共同)

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2008年12月12日のニュース