食べて跳んで…真央 3回転半2発に意欲

[ 2008年12月12日 06:00 ]

フィギュアスケートのGPファイナル公式練習で調整する浅田真央

 昨季の世界選手権女王の浅田真央(18=中京大中京高)は、GPファイナル2連覇中のキム・ヨナ(18=韓国)との今季初対決を前に「NHK杯と同じ構成でやりたい」とフリーでのトリプルアクセル2発に意欲を見せた。

 11月末のNHK杯は冒頭では完ぺきに決めたものの、続くコンビネーションでトリプルアクセルが回転不足と判定され、世界初のトリプルアクセル2度の偉業を逃した。それでも、この日の公式練習でトリプルアクセルを成功させるなど好調は持続している。

 ライバル意識を封印する金とは対照的に「(金は)すごくスピード感があった。いい刺激をもらえると思う」と話した浅田。「(大好きな)プルコギと焼き肉は毎日食べます!」と食べて跳んで、真央は勝つつもりだ。

 ≪中野「いい状態」≫2年連続のGPファイナル出場となる中野は「いい状態で滑れている。この状態を維持していきたい」と自信を見せた。11月末のNHK杯は右足首に不安を抱えていたが「テーピングもアイシングもしてるけど、大丈夫」と問題なし。「NHK杯ではスピードがなかったけど、ジャンプで失敗してもいいからスピードを出して練習してきた」と表彰台を目指す。

続きを表示

2008年12月12日のニュース