ロシア女子選手の薬物違反 国際陸連が提訴

[ 2008年11月28日 00:14 ]

 国際陸連(IAAF)は27日、北京五輪前にドーピング違反が発覚したロシアの女子7選手に対する同国陸連の処分を不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したと発表した。

 DNA鑑定により尿検体のすり替えが判明した千五百メートル元世界女王のタチアナ・トマショワら7選手に対し、ロシア陸連は2年間の資格停止処分を科した。しかし停止期間は検査が実施された昨春にさかのぼり、来夏の世界選手権(ベルリン)などに出場できる内容だった。
 国際陸連は、処分期間は7選手が暫定資格停止となった今夏から始まるべきと主張するとともに、計画的で悪質な違反として2年を超す重罰を求めている。(共同)

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2008年11月28日のニュース