“ベッカムカプセル”の使用は“シロ”

[ 2008年11月22日 06:00 ]

 サッカーのベッカムや斎藤佑樹投手(早大)が使用して有名となった「高圧酸素カプセル」について、世界反ドーピング機関(WADA)の検討委員会が「ドーピングの規制対象ではない」との見解を出したことが分かった。販売メーカーなどが加盟する日本国際健康気圧協会がWADAに直接質問状を送付し、回答を得た。日本アンチ・ドーピング機構がドーピング違反の恐れを指摘したため、日本オリンピック委員会(JOC)は北京五輪の日本選手団に持ち込みを禁止し、日本高野連も自粛。しかし、22日のWADA理事会(モントリオール)で出る最終見解によっては、日本の対応が“勇み足”に終わる可能性も出てきた。

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2008年11月22日のニュース