小さなミスの連続…村主３位に終わる

女子フリーの演技を終え、悔しそうな表情の村主章枝

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第５戦、ロシア杯第２日は２２日、モスクワで女子フリーを行い、ショートプログラム（ＳＰ）で１位だった村主章枝（ａｖｅｘ）はフリーで３位に終わり、合計１６２・０４点で３位だった。

　村主はジャンプで転倒こそなかったが、小さなミスが相次ぎ、２シーズンぶりのファイナル（１２月・高陽＝韓国）進出は２８日からの第６戦、ＮＨＫ杯の結果次第となった。ＳＰ２位のカロリナ・コストナー（イタリア）がフリー１位で１７０・７２点とし逆転優勝した。
　ペアのフリーでは、第２戦のスケートカナダでＧＰ初優勝を果たした川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組（ロシア）がＳＰ２位からの逆転を目指す。

　▼村主章枝の話　かなりジャンプでミスして、もったいない。調整ミスも多少あった。まだまだ課題はいっぱいある。ファイナル（進出）は厳しいと思うが、細かいところをやり直して次に臨みたい。
（共同）