オバマ氏、ビデオで五輪招致アピール

[ 2008年11月22日 09:06 ]

 2016年夏季五輪開催を目指す東京など4立候補都市が21日、イスタンブールで開かれた欧州オリンピック委員会(EOC)総会でプレゼンテーションを行い、東京はソウル五輪シンクロナイズドスイミングの銅メダリスト、小谷実可子さんが選手の立場に立った計画をアピールした。

 シカゴはオバマ次期米大統領がビデオで登場し「米国が五輪を開催し五輪運動のために尽くす機会を得られれば光栄だ」と訴えた。90秒のビデオの中で「わたしは五輪の使命を深く信じており、地元のシカゴで五輪とパラリンピックを開催することを長い間支持してきた」とし、五輪運動の意義を強調した。
 出席した国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるヒッキー会長(アイルランド)は「とてもドラマチックだった。会場の誰もが感銘を受けたと思う」と評価。東京招致委の河野一郎事務総長はオバマ氏のビデオについて「想定の範囲内」と語った。(共同)

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2008年11月22日のニュース