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【祥子 酒と湯宿と男と女】美肌の湯と泡酒に心も体もガードが緩く…

[ 2016年5月25日 05:30 ]

水上温泉のやわらかなお湯を楽しむ祥子(特別にバスタオルを使用しています)
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(31)が、日本全国の魅力あふれる温泉とうまい地酒に酔いしれながら男も女も“元気になる”名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。2回目は上州・群馬県は水上温泉(みなかみ町)。祥子の肌のようにやさしくてやわらかなお湯は癒やし効果満点で、元気力アップすること間違いなし!

 05年(平17)に3町村が合併して誕生したみなかみ町。広くなった分、宝川、猿ケ京、法師など温泉の数も18になって“みなかみ18湯”っていうんですって。水上温泉はその中心的存在。まさに温泉の中の温泉、“超名湯”なんですね。それでいて東京から新幹線で1時間ちょっと。空気も都心よりヒンヤリして、澄んでいるんです。

 最寄りの上毛高原駅からはバスで25分。この日はお訪ねする「源泉湯の宿 松乃井」の送迎バスを利用しましたが、途中、運転手さんに勧められて立ち寄った「阿部りんご園」でアップルパイ(1個320円)を購入。りんごがぎっしり詰まって甘酸っぱく、ほっぺたが落ちそうでした。

 松乃井に到着して驚いたのは建物の大きさ。客室が200以上あって館内もきれい。早速、浴衣に着替えて向かったのが露天風呂「蛍あかりの湯」。6つある露天風呂の1つで、岩風呂風の浴槽の先には庭園が広がり、視線を気にすることなくゆったりと入れるんです。夜には庭にホタルを思わせるLED(発光ダイオード)の明かりがつくそうですが、深さ1メートルの所では“立ち湯”も楽しめて、自宅で毎日半身浴をしている祥子にはピッタリ。今年、温泉ソムリエの資格を取りましたが、いろいろな入り方ができるのはとっても体にいいことなんですよ。

 お湯は41・5度とやや熱めで、無色透明のアルカリ性単純温泉。「美肌の湯」といわれ、やさしくやわらかな泉質。すぐに肌がツルツルになってきます。鎮静効果があり、疲労回復や病後回復などにいいそうですが、確かに日頃のストレスが抜けていくよう。近くを流れる利根川の流れを聞きながら入るぜいたくさも、心を豊かにしてくれるようでした。

 風呂上がりはお隣・川場村にある永井酒造の世界初となる瓶内二次発酵の“日本酒シャンパン”「水芭蕉ピュア」で乾杯。フルーティーでスッキリした味わいとキリッとした泡が飲みやすく、知らぬ間に酔っちゃいそう。ストレスどころかお仕事の緊張感まで抜けて、ちょっと乱れちゃったかな~。

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。最新DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)販売中。最新写真集「椿」(講談社)が6月3日発売。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

 ◇水上温泉◇

 ▽アクセス JR上越線水上駅からもバスあり。車は関越道水上ICから国道291号

 ▽宿泊 ホテル・旅館12軒。松乃井は1泊2食付き1万2600円から

 ▽日帰り温泉 松乃井は1500円(土・日曜、祝日除き正午~午後3時半)

 ▽アウトドア 利根川でのバンジージャンプやラフティング。谷川岳ロープウェイなど

 ▽問い合わせ みなかみ町観光協会=(電)0278(62)0401

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