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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】熟れた肉 寝かせてじっくり あ~ん

[ 2016年4月6日 05:30 ]

熟成伊万里牛を食べる橋本マナミ。お肉も女性も熟成した方がおいしいですよ(
Photo By スポニチ

 料理ではよく「一晩寝かせる」って言いますよね。私が大好きな牛肉も“寝かせる”ととってもおいしくなるので、いま熟成肉が大人気。そんなブームの中、カジュアルに極上のエイジングビーフを楽しめるお店を見つけちゃいました。お肉も女性も熟成した方が絶対おいしいですよ!

 池袋駅から徒歩3分。昨年12月にオープンしたばかりの「熟成肉バル 舎人庵」。店内は活気があってカジュアルな雰囲気ですが、高級店に負けないポテンシャルのお肉を楽しむことができるんです!

 とにかくおすすめは「熟成伊万里牛」(10グラム220円~)。佐賀県産黒毛和牛「伊万里牛」のA5ランクのみを60日間熟成させ、炭火で焼き上げた絶品肉。タンパク質が豊富な牛肉の赤身の部分はじっくりと寝かせることで、酵素の働きによりタンパク質が分解され、うま味成分のアミノ酸に変化するんです。

 そのうま味成分がたっぷり封じ込まれた和牛熟成肉を、塊のまま炭火で30分以上時間をかけてじっくり火を入れていくので、焼き上がりは表面はカリッと香ばしく、中はキラキラと輝く鮮やかな赤い色。やわらかく肉汁たっぷりで、頬張ると熟成肉特有の甘い香りとうま味がジュワーッとあふれ出てきます。

 じっくり寝かせて、じっくり焼き上げて…。極上のおいしさは職人さんたちの愛情によって生まれるんですね。「外はカリッ、中はジュワッ」の恍惚(こうこつ)感は“愛の証”。やっぱり女性を絶頂へと導くのは“やさしく、じっくり”に限ります。

 豪快な塊肉をリーズナブルに楽しみたい人には米国&ニュージーランド産の輸入牛(10グラム120円~)がおすすめ。外国産特有のかみ応えは、かむほどに脂と肉汁があふれ出て野性味抜群。こちらがステーキに近い風味とすれば、一方の熟成肉はローストビーフの味わい。この“食べ比べ”をするお客さんは多いそうで、確かにそれぞれのおいしさがよく分かって楽しいです。

 グリル肉に相性抜群の野菜メニューも充実。高原野菜サラダ(680円)は関東の新鮮野菜10種類をふんだんに使い、自家製ドレッシングが絶品!蒸し野菜も入っているので食感も楽しめます。

 前菜では、伊万里牛の自家製燻(くん)製ハム(890円)は口に入れた瞬間、ふわっと溶けていきました。上質な脂と肉のうま味がマッチした伊万里牛のあぶり焼き(890円)はオリーブオイルの風味が絶妙。

 コクがあって濃厚なゴルゴンゾーラのチーズリゾット(680円)はシメに最高。デザートの豆乳プリン(350円)はお肉の脂を流してくれるそうです。

 ワインなどのお酒も手軽な値段からそろっていて、会社帰りのサラリーマンの方から女子会、そしてデートまで幅広く利用できます。デートの後は大人の女性をじっくり一晩、恍惚の味で寝かせてほしいですね。

 ◇熟成肉バル 舎人庵(とねりあん) コースは2900円~。牛すじとトリッパのトマトソース煮込み(480円)も人気。東京都豊島区池袋2の4の1、越路ビル1階、JR池袋駅西口徒歩3分。(電)03(3985)0254。営業は午後5時~10時30分。月曜定休。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれの31歳。新写真集「接写」発売。4月からフジテレビの情報番組「バイキング」に金曜レギュラーとして出演。1メートル68、B86W60H88。

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