【橋本マナミ　恍惚のグルメ】個室でギュ～ッと濃厚タイム

大きすぎて口に入りきらない…極上肉に思わず恍惚の表情を浮かべる橋本マナミ
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　いまや“国民的愛人”となった橋本マナミ（３０）の官能的食べ歩き企画「恍惚（こうこつ）のグルメ」。４月３０日放送のテレビ朝日「アメトーーク！」でも前代未聞のグルメ連載として絶賛された中、予約が取れない人気店として話題の店「焼肉乙ちゃん」（東京・東大井）に突撃。個室で味わう“秘肉”は熟成させた雌和牛ならではの甘みに満ち、絶頂スマイルが何度も出ちゃいました。

　運転免許の更新時に降りる鮫洲駅。いつもは寄り道せずにすぐ帰っていたけれど、駅からほど近いところにいいお店があったんです！駅から徒歩５分の「乙ちゃん」。

　まず目に飛び込んでくるのがたくさんのサイン。浅田真央ちゃんがソチ五輪の帰国直後に来た時のものまであるんです。期待感が膨らみます。

　店内はトイレも含めて凄く奇麗で広々。個室が６部屋ズラリと並んでいるのが壮観。テーブル席も仕切りが高く、周りを気にせずにくつろぐことができます。これなら“秘密の関係”のお相手と来ても、安心して楽しめちゃいますね。

　メニューは開けてビックリ。乙ちゃんカルビとロースが税込みで各５３０円！カイノミ（７８０円）などの希少部位もたくさんあり、全て驚きの安さ。そしてどれもが赤身の旨（うま）味と脂の甘みを堪能できる極上のおいしさで、幻の部位シャトーブリアンも２４８０円で食べられます。都内でこのＣＰ（コストパフォーマンス）はちょっと他にはないと思います！

　実はこの店、東京食肉市場の卸問屋の直営店。店長の乙川幸雄さんによると、キャリア３０年以上の目利きが選んだ雌和牛を「枝肉」と呼ばれる半身のまま冷蔵庫で最低２週間熟成させているんです。水分が抜けてお肉の旨味が凝縮しているからおいしいんですね。

　この日の店長のオススメは、サーロインステーキにミスジやザブトンなどの希少部位５種を盛り合わせた「極上おまかせコース」。全て最高級の雌和牛で、奇麗なサシが入ったピンクの花びらが色彩豊かに重なる姿は芸術的。しかも一枚一枚が大きくて、４人前で出てきた時の迫力は「凄い…」の一言。これにナムルやキムチの盛り合わせ、サラダ、上あぶり刺し、ホルモン３種盛り、海鮮焼き、チヂミ、冷麺などのしめ物、デザートなどが付き、２時間飲み放題まで入って税込み６９８０円。凄いでしょ！あえてブランドや産地にこだわらず、その日ごとに厳選した牛を一頭丸ごと仕入れるから驚きのＣＰが実現するんですね。

　子供の草履くらい大きなお肉はそのままではとてもお口に入らないので折り畳んで舌の上へ。焼き上がって光沢に満ちたピンク色は、脂の甘みにコーティングされた“背徳の輝き”。「もうダメ…」って言ったのに、個室なのをいいことにみんなが代わる代わるお口に入れてくるから、繰り返す絶頂のおいしさに何度も果てちゃいました。私的にはタレより、素材の味が楽しめるお塩でいただくのがオススメです。

　そして、上質の赤身肉を堪能したいなら「しゃぶトロユッケ丼」（８８０円）が最高！卵黄とねっとりと絡み合った熟成肉の旨味は本当に素晴らしかったです。

　◇焼肉乙（おと）ちゃん　創業３９年の乙川畜産の直営。タン塩６８０円。豆腐とオニオンドレッシングが特徴の乙ちゃんサラダ（６８０円）もオススメ。東京都品川区東大井２の５の１３、乙川ビル１階。（電）０３（６４３３）２９１４。月～金曜午後５～１１時、土曜午後４～１１時、日・祝午後４～１０時。年中無休。店舗と同じ品質の肉を購入できるネットショップ「牛匠乙ちゃん」も。　

　◆橋本　マナミ（はしもと・まなみ）１９８４年（昭５９）８月８日、山形県生まれの３０歳。写真集「ＭＡＮＡＭＩ　ＢＹ　ＫＩＳＨＩＮ」（小学館）が好評発売中。ＮＨＫ連続テレビ小説「まれ」に飲み屋のママ役で再び出演予定。１メートル６８、Ｂ８６・Ｗ６０・Ｈ８８。血液型ＡＢ。