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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】ウマナミなのね 私はトリコ

[ 2015年4月1日 05:30 ]

約40センチある「馬並みソーセージ」を頬張りながら思わず昇天
Photo By スポニチ

 桜も見頃を迎え、新たなスタートの季節がやってきました。大ブレーク中のタレント、橋本マナミ(30)の官能的食べ歩き企画「恍惚(こうこつ)のグルメ」も新入社員が大人の仲間入りをする街、東京・新橋にやってきました。そこで見つけたのは、思わず何度も「凄いッ!」と漏らしちゃった「馬並み家」というお店。新入社員の皆さん。「部長」のアレって大きいのよ。

 店に入ると天狗(てんぐ)のお面が壁際にズラリ。座ってみると、手ぬぐいを頭に巻いたオジさまが「お通しです」とひじきと赤まむしドリンクを運んで来ました。

 「私これからどうなっちゃうんだろう?」と驚いているとオジさまが「ウチは脱草食系の精力居酒屋。ヘロヘロのサラリーマンを元気にしたいんです」。聞けばこの方、店長の石津昭義さん。青森料理居酒屋さんで、精力が付くことで知られる馬肉料理が楽しめる人気店でした。

 お店のコンセプト通り、サラリーマンが多い客層に合わせてメニューもユニーク。まずは「部長の馬並みハイボール」(749円)で乾杯!これがとにかくおっきいの。通常の生ジョッキの2倍ぐらいはあるんです。

 次に目を奪われたのは「馬並みソーセージ」。部長(1200円)、係長(750円)と書いてあり、せっかくなので部長を指名してみると、約40センチの大きな馬肉のソーセージが来ました。文字通り馬並みにそそり立ったアレが大きいの。「こんなのお口に入らない」と言ったけれど、たくさんの天狗と周囲のオジさまたちの視線に押され、大きく口を開けてのみ込むようにかぶりついたんです。すると、肉本来のワイルドなうまみが腸詰めに凝縮されていて、かむと肉汁があふれ出て口からこぼれそうになりました。

 次は自慢の馬刺し。青森県の牧場からの直送。盛り合わせは3点(620円~)から。特においしかったのは赤身(単品980円)と特上ヒレ(同1600円)。自家製の黒ニンニクしょう油が新鮮な馬肉のうまみを引き立てます。私の野性にもスイッチが入っちゃいました。

 メーンは「歌麿鍋」という馬肉のすき焼き。1人前980円からで、一番高い「松」(2400円)は、希少部位のザブトンや特上ヒレがどっさり。スタミナ満点のニンニク入りの味噌ベースの割り下に、刺し身でも食べられる新鮮なお肉をサッとくぐらせて、滋養強壮に効く長芋と卵が入った「玉とろ」に投入。これら“精力4兄弟”が私のお口の中で大暴れです。

 ジンギスカン鍋でお肉を焼く「馬力焼き」(980円)はたくさん食べても後味がスッキリ。石津店長が「馬肉はローカロリーなんですよ」と教えてくれて、ますますお箸が進みました。

 いろんな“馬肉責め”を受け、凄く気持ち良く昇天。お店を出る時には「馬並みになったお客さまお帰りです。今夜も一発!」という掛け声で店員さんが見送ってくれました。「今夜はどうにでもして」って状態の私が、このままオトナの街を後にできるはずはありませんでした。

 ◇馬並み家 青森県畜産試験場が作った地鶏「青森シャモロック」の七輪炭焼き3点盛り(1980円)も人気。東京都港区新橋2の9の17、第2常磐ビル1階。(電)03(3508)5131。平日、祝日前は午後5時~11時30分。土、日、祝日は午後5~11時。休みは元日のみ。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれ。写真集「MANAMI BY KISHIN」(小学館)が好評発売中。NHK連続テレビ小説「まれ」で朝ドラに初出演することも決定。1メートル68、B86・W60・H88。血液型AB。

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