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準備不足否めなかったスペイン 大会前にイエロ監督“緊急登板”

[ 2018年7月3日 05:30 ]

W杯決勝トーナメント1回戦   スペイン1―1(PK3―4)ロシア ( 2018年7月1日    モスクワ )

PK戦の末に敗れたスペイン代表(AP)
Photo By AP

 スペインは大会直前に激震に見舞われた。同国協会はW杯開幕2日前の12日にRマドリード新監督就任が発表されたロペテギ前監督を翌13日に電撃解任。後任に指名したのが、それまで代表強化担当を務めていたイエロ監督だった。

 スペイン代表は1次リーグこそ1位突破したが、準備期間の短さがチームに与えた影響は否めなかった。過去のW杯では開催国に4戦勝ちなしで、今回もジンクスを破れなかった。今大会はカウンター攻撃を狙うチームが格上を苦しめる展開が目立つ。去就が未定のイエロ監督は、欧州選手権連覇とW杯制覇を果たした08〜12年の黄金期を引き合いに出し、「今はそのときと比べ多くのことが変わった」と受けとめた。

 GKカシリャスと並ぶ同国最多のW杯17試合出場を達成したDFセルヒオラモスは代表続行を宣言したが、再び黄金期を築くのは簡単ではなさそうだ。

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2018年7月3日のニュース