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本田地元は消化不良も「夢を見させてもらいました」

[ 2018年7月3日 06:38 ]

大阪府摂津市にあるダイニングバーで日本の得点シーンに喜ぶサポーター
Photo By スポニチ

 日本代表MF本田圭佑の地元、大阪府摂津市にあるダイニングバー「K’s LATURA(ケーズラトゥーラ)」には3日早朝、サポーター約20人が集まって声援を送った。試合開始の午前3時が本来の閉店時間だが試合終了まで営業を延長。同店の常連客という、2014年ブラジル大会の日本代表ユニフォームに身を包んだ夫妻は2〜4時間の仮眠をして訪れた。

 逆転負けにも「夢を見させてもらいました」と男性。本拠地が近いこともあり、西野朗監督のG大阪監督時代からその攻撃的サッカーを支持してきた。

 一方で「選手交代が5分遅かったのでは? 先に2点を取って早く動くかと思ったけれど」とも指摘し、後半36分だった本田らの投入時期に疑問符をつけた。

 「ベルギー選手の大きさと速さにジワジワやられた。決定機に決め切れるのは強豪国の証しですね。でも日本も、ヨーロッパで戦う選手が増えて外国人選手の強さを知り、戦えるようになった」。女性は苦闘の中に成長を見いだした。

 消化しきれない感情を全身に漂わせた夫妻だが、悩ましいのが3日の勤務という。仮眠を取ったとはいえ、サラリーマンの男性は「午前8時に事務所へ行けばいいので」、教師だという女性は「一度自宅へ戻ってから行きます」と苦笑いを浮かべ、長い1日に思いをはせていた。

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2018年7月3日のニュース