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川崎F、旭日旗問題で1試合無観客試合の処分 1年の執行猶予付き

[ 2017年5月4日 14:06 ]

ACLの川崎F―水原戦の試合後、スタンドでもみ合う両サポーター
Photo By 共同

 アジア・サッカー連盟(AFC)は4日、韓国で行われた4月25日のACL水原戦で、サポーターが旭日旗を掲げた川崎Fに対し、1年の執行猶予付きでAFC主催のホームゲーム1試合を無観客とする処分を科した。罰金は1万5000ドル(約167万円)。

 AFCは、差別的行為や観客の行動責任の規約に抵触するとした。1年以内に再びこのような問題を起こした場合、処分の対象となるという。

 4月25日の試合ではキックオフ直後に川崎Fのサポーターの男性2人組が旭日旗を座席に掲げたため、水原側がAFC派遣の監督官に報告した上で、旗を没収。試合後は水原サポーターが川崎Fのサポーターが陣取るスタンドに押し寄せて一触即発の事態になった。

 これを受けてAFCは同27日に公式サイトで、サポーターの行為が差別や政治的な要素を含む行動を禁止するAFC規約58条に抵触するとして調査を開始することを発表。川崎Fの藁科義弘社長は28日に「旭日旗は政治的、差別的なメッセージを含むものではないという認識。(AFCに)主張するべきことは主張していく」と話していた。

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