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俊輔 愛するマリノスと初対戦  CKで同点弾演出も…悔しい敗戦

[ 2017年4月8日 21:08 ]

明治安田生命J1第6節   磐田1―2横浜 ( 2017年4月8日    日産スタ )

<横浜・磐田>前半、クロスを上げる磐田・中村
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 明治安田生命J1リーグは8日、各地で第6節最終日の7試合が行われ、元日本代表MF中村俊輔(38=磐田)が昨季まで在籍した古巣・横浜と初対戦。ホームとして慣れ親しんだ日産スタジアムに10番を付けたサックスブルーのユニホームをまとって登場し同点ゴールを演出するなど、長年「チームの顔」として活躍した愛するチームを相手に存在感を見せたが、チームは1―2で敗れて今季初の連勝を逃した。

 先制され0―1で迎えた後半34分、左CKでキッカーを務めた中村はゴール前に得意の左足でボールを送り、相手クリアボールのこぼれ球にDF大井健太郎(32)が左足を合わせて同点ゴール。中村の10番を引き継いだMF斎藤学(27)に自分の目の前でピンポイントクロスを上げられ、MFマルティノス(26)のヘディングシュートで先制点を許してから8分後に追いついた。

 だが、後半28分、斎藤の縦パスをDF金井貢史(27)に決められて勝ち越し点を許し、悔しい黒星となった。

 中村は桐光学園から1997年に横浜入り。海外移籍を経て2010年に横浜へ復帰するまで国内では横浜ひと筋でプレーしていたが、功労者に対する大減ダウン提示、求心力の低下しているモンバエルツ監督の続投、長年クラブに尽力してきた複数スタッフ陣との契約満了などが相次いだクラブに対する不信感により横浜を昨季限りで退団。今季から磐田に完全移籍していた。

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2017年4月8日のニュース