麻也　サウサンプトン指揮官から賞賛「今季はファンタスティック」

　日本代表のＤＦ吉田麻也（２８）が、所属するサウサンプトンのピュエル監督から賞賛された。

　英紙デーリー・ミラーは８日に「吉田はサウサンプトンの今季を一変させた。（自身への）ヤジを歓声に変えた」と題した記事を掲載。指揮官は「彼は力強い選手。昨季は先発メンバーではなかったが、今季はファンタスティックだ。しかも成長している。彼はチームにとって、もう１人のキャプテン。ファンダイク（オランダ代表ＤＦ）とデービス（北アイルランド代表ＭＦ）に次ぐキャプテンだ」と今季の活躍とリーダーシップを高く評価した。

　同紙は「吉田は１２年にＶＶＶフェンロ（オランダ）から移籍以来、ファンの間で意見が分かれていたが、（１月に）ファンダイクが負傷してから最高の状態にある。３―１で勝利したクリスタルパレス戦（５日）ではゴールも決めた」と今季中盤からの活躍で、サポーターの評価が高まってきたことを紹介した。

　勝ち点３７で暫定９位のサウサンプトンは、８日にアウェーで８位ウェストブロミッジと対戦する。