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11戦7発“柏キラー”鄭大世、セットプレーの重要性を強調

[ 2017年4月8日 05:30 ]

明治安田生命J1第6節   清水―柏 ( 2017年4月8日    日立 )

柏戦に向け雨の中調整する清水FW鄭大世(右)
Photo By スポニチ

 清水は8日、アウェーで柏と対戦する。川崎F、水原三星(韓国)時代を含め、公式戦で11戦7発と“柏キラー”のFW鄭大世(チョンテセ=33)は「4月頭(1日)のダービーで負けて今は踏ん張りどころ。前半0―0なら勝機はある」と勝ち点3への道筋を描いた。

 ポイントはセットプレーだ。ここまで7失点中6つがリスタートからで、得点も6つのうちPK1点のみと攻守で課題を残す。非公開で調整した7日はバリエーションを増やして重点的に確認。負傷離脱していたDFフレイレ(27)、FW長谷川悠(29)ら長身選手が今週から合流したことで「良い練習ができた」と振り返り「チーム力は相手が上だから、セットプレーで取れたら楽になる」と重要性を強調した。

 旧友との再戦にも燃える。柏には3月末にドイツ・シュツットガルトからMF細貝萌(30)が加入し、前節で途中出場。ボーフム、ケルン在籍時に対戦し、ピッチ外でも交流があったという鄭大世は「(ボールを)回せるし、アグレッシブで守備もできる。戦力としては確実にプラス」と警戒も「楽しみですね」と「再会」を心待ちにする。

 新戦力で勢いが増す柏を封じ、連敗を止められるか。「(味方がボールを)合わせてくれる以上、僕が点を決めないと」と背番号9。お得意様相手に2戦連発を決め白星を呼び込む。

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2017年4月8日のニュース