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今野「最高にうれしい」3年ぶり代表弾 熱望していたボランチで結果

[ 2014年11月18日 22:11 ]

<日本・オーストラリア>後半16分、先制ゴールを決めた今野(中央下)はイレブンから手荒い祝福に悶絶

キリンチャレンジカップ 日本2―1オーストラリア

(11月18日 ヤンマー)
 ベテランの今野が2011年11月11日のW杯アジア3次予選タジキスタン戦以来、3年ぶりとなる代表ゴールでアギーレジャパンに白星をもたらした。

 アジア最大のライバル・オーストラリアの素早いプレスに苦しみ、前半途中までは主導権が握れないもどかしい展開。前半途中からシステムを4―2―3―1に変更して流れを変えると、後半開始からG大阪の同僚・遠藤に代わって今野がアギーレジャパン初出場を果たした。

 同5分、ドリブルで左サイドを攻め上がって好機をつくると、16分には本田の右CKがファーサイドに流れたところをヘディングで押し込んで先制点。試合後は「オーストラリアは強かったしうまかった。どうなるかと思ったけど、勝つことができてよかった」とホッとした表情で振り返った。

 ザックジャパンでは不動のセンターバックだったが、6月のW杯以来5カ月ぶりの代表復帰に「ボランチでチャレンジしたい」と定位置でのプレーを熱望していた31歳。希望通りのポジションで得点という結果を出し、「あまりゴールするタイプではないので、こういう舞台で決めたことは最高にうれしい」と控え目な笑顔で喜んだ。

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2014年11月18日のニュース