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日本、今野&岡崎弾で14年白星締め!豪州下しアジア杯へ弾み

[ 2014年11月18日 21:13 ]

<日本・オーストラリア>後半23分、追加点を決めた岡崎(中央)を祝福する日本の選手たち

キリンチャレンジカップ 日本2―1オーストラリア

(11月18日 ヤンマー)
 サッカー日本代表は18日、大阪市のヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と親善試合を行い、MF今野泰幸(31=G大阪)、FW岡崎慎司(28=マインツ)のゴールで2―1で快勝。2014年最後の試合を白星で締めくくり、来年1月のアジア杯へ弾みをつけた。

 6―0で大勝した14日のホンジュラス戦の先発メンバーから、アギーレ監督が欠場を明言していたDF内田がベンチスタート。代わってDF太田が先発して左サイドバックに入り、酒井高が右SBに回った。

 序盤はオーストラリアが積極的に攻め込む展開。日本は前半16分に最初の決定機を迎え、太田の左クロスにニアサイドのFW武藤が頭で合わせたがクロスバーを直撃し、判定もオフサイドとなった。

 その後はこう着状態が続き、好機をつくれない日本は前半35分過ぎに4―3―3から4―2―3―1にフォーメーションを変更。すると同40分に前半最大のチャンスが生まれる。香川が右サイドから本田とのワンツーで抜け出すと、GKとの1対1から中央へラストパス。相手DFの当たってオウンゴールかと思われたが、わずかにゴール右に外れた。前半終了間際には正面のFKで本田がゴールを狙ったが、グラウンダーのボールをGKがキャッチして0―0で折り返した。

 後半開始からアギーレ監督はボランチの遠藤に替えて今野を投入。日本は5分過ぎまでに立て続けにゴール前で決定的なチャンスをつくるも、フィニッシュの精度を欠いて得点にはつながらない。しかし同16分、本田の右CKのこぼれ球をファーサイドでフリーの今野が頭で押し込み、待望の先制点をもたらした。同23分には森重のドリブル突破からのクロスに岡崎がヒールで合わせて追加点。試合終了間際には途中出場のカーヒルに意地のゴールを決められて2試合連続の完封勝利は逃したが、4万6千人超のサポーターの前でアジア杯の“前哨戦”を制した。

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