×

高校サッカー選手権組み合わせ、都三鷹は開幕戦で東福岡と激突!

[ 2014年11月18日 05:30 ]

<全国高校サッカー選手権大会抽選会>対戦が決まり握手をかわす三鷹・巽健主将(左)と東福岡・中島賢星主将

 第93回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が17日、都内で行われ、全国48代表の対戦カードが決定した。7年ぶり2回目の出場となる都三鷹(東京B)は、12月30日の開幕戦(駒沢)で夏の全国高校総体優勝の東福岡(福岡)と激突。来年3月で閉校となる同高は、8強入りを果たした07年度大会以来の“三鷹旋風”の再現を狙う。準決勝以降はこれまで国立競技場で行われていたが、今大会から初の埼玉スタジアム開催となり、準決勝は1月10日、決勝は同12日に行われる。

 最後の冬に挑む都三鷹に、最高の舞台が用意された。巽主将が開幕戦を引き当て、その横に大会屈指の強豪・東福岡が入った。注目校同士の対戦に、会場からどよめきの声が上がった。「まずは初戦突破が大事だけど、やっちまったなあ…」と苦笑いした巽主将は「ボコボコにされないために、粘り強い守備で相手の攻撃を封じたい」と、夏の全国覇者相手に闘志を燃やした。

 初出場の7年前に8強まで進んだ“都立の星”は、来年4月からは中高一貫の三鷹中等教育学校となる進学校。地域からの激励の声は絶えず、街を歩くイレブンは地元の子供から応援されるほど注目を浴びているという。

 佐々木監督は「地域の方々から後押しをもらっている。開幕戦で夏の優勝校とできるのは光栄」と語った。狙うは金星発進。都三鷹の名を全国に知らしめる大チャンスだ。

続きを表示

2014年11月18日のニュース