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オランダGKクルル「PK戦になれば準備する」

[ 2014年7月7日 14:37 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で準決勝に進んだオランダのGKクルルとシレッセンが6日、リオデジャネイロで記者会見した。準々決勝のコスタリカ戦(5日)で延長終了間際に出場し、PK戦でキックを2本止めたクルルは「次は(前後半)90分で終わってほしいが、PK戦になれば準備する」と意気込みを語った。

 クルルはPK前に相手選手に歩み寄り、手ぶりを交えて話し掛ける駆け引きもあった。非紳士的行為に当たるとの声もあるが「動揺させようとしただけで悪いことはしていない」と反論した。

 正GKのシレッセンはクルルと交代した際、ベンチ前で水のボトルを蹴り上げたが、すぐ冷静さを取り戻したという。「最初は驚いたし、少し怒りもあった。でも彼がPKを止めたのを誰よりも喜んだし、ねたみは全くない」と話した。

 アルゼンチンとの準決勝(9日)はシレッセンが先発する見通し。控えとして出番を待つクルルは名手メッシらのキックについて「もちろん研究はしている。でも秘密は明かせないよ」と不敵に笑った。(共同)

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2014年7月7日のニュース