×

ファンハール監督の奇策色々 給水タイム利用し戦術伝える…5バックで…

[ 2014年7月7日 09:24 ]

大胆采配でオランダを4強に導いたファンハール監督(AP)

W杯ブラジル大会準々決勝 オランダ0―0(PK4―3)コスタリカ

(7月5日 サルバドル)
 【ファンハール監督の奇策】

 ☆5バック採用 中盤の要であるMFストロートマン(ローマ)が負傷でW杯欠場が決まったことなどから、大会直前に伝統の4―3―3布陣を捨てて5―3―2布陣を採用。2トップのファンペルシー、ロッベンを生かす堅守速攻で、1次リーグ初戦で前回王者スペインを5―1と紛砕。

 ☆システム変幻 決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦は最初の5―3―2布陣から4―3―3、4―2―4とより攻撃的な布陣に変更。1点を追う後半43分から6分で2点を挙げての大逆転勝利につながった。

 ☆給水タイム活用 同じくメキシコ戦では、今大会で初めて採用された給水タイムを“作戦タイム”として利用。後半31分からの3分間でシステムを変更し、選手にノートを見せながら詳細な戦術を伝授した。

 ☆交代選手で逆転 スペイン、メキシコ戦など逆転勝利3回は大会最多タイ。メキシコ戦で途中出場のFWフンテラールが1得点1アシストをマークするなど、チーム12点のうち交代選手が4ゴールを挙げて貢献。

続きを表示

2014年7月7日のニュース