岡崎　本能取り戻す「無心で動いてゴール前に…」

パスを出す岡崎

Ｗ杯ブラジル大会１次リーグＣ組 日本―コロンビア

（6月24日 クイアバ）
　侍ストライカーが「無心」でシュートを打つ。２列目で先発出場が濃厚な日本代表ＦＷ岡崎は、コートジボワール戦、ギリシャ戦と２戦連続フル出場を果たしたが、シュート「０」。

　本来の得点力を発揮できていない中で「今はいろんなことを考え過ぎてしまっている自分がいる。無心で動いてゴール前に入って、１タッチや２タッチで決めるのが自分」と分析した。

　今季は所属するマインツで１５得点をマーク。欧州主要１部リーグでの日本人最多得点記録を塗り替え、シーズンを通して得た好調時の感覚は体に染みついている。「この２試合が終わって、自分自身にガッカリしているのは間違いない。でも、ガムシャラにやり抜いて決勝トーナメントをつかみたい」。持ち味の泥くさいプレーで、本能のままゴール前に飛び込む。