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ネイマールまた2発 フレッジも一発!ブラジル1位で決勝Tへ

[ 2014年6月24日 06:55 ]

<ブラジル・カメルーン>前半、先制ゴールを決めて2本の人さし指を突き立てるネイマール (AP)

W杯ブラジル大会1次リーグA組 ブラジル4―1カメルーン 

(6月23日 ブラジリア)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)第12日、A組の1次リーグ最終戦2試合が行われ、開催国のブラジル(FIFAランク3位)は既に敗退が決まっているカメルーン(同56位)と対戦。4―1で勝利し、勝ち点7で決勝トーナメントに進出した。

 試合前日、フェリペ監督が「目標は明確。勝利だけだ」と話せば、チアゴ・シウバ主将は「重圧は気にしない。それが嫌ならプロ選手をやめればいい」と言い切るなど、気合十分で臨んだ。

 前半17分。エースがいきなり決めた。左サイドをドリブルで駆け上がったグスタボからのクロスにネイマールが右足で合わせゴール。2点を挙げた開幕クロアチア戦に続く今大会3得点目で先制した。同26分、カメルーンMFマティプに同点弾を許すが、また背番10が魅せる。同34分、マルセロからパスを受け、ゴール前へ持ち込むと右足一閃(いっせん)。再びネットを、スタンドを揺らし勝ち越した。

 ハーフタイム後もブラジルが攻勢。後半4分、相手のパスをカットしたフェルナンジーニョが左へ流しダビド・ルイスが中央へ折り返す。フレッジが頭で押し込み3―1とした。フレッジはクロアチア戦で倒され、西村主審の判定でPKを獲得。話題になっていた。

 後半27分、ネイマールはウィリアンと交代。カナリア色に染まったスタンドから大歓声を浴びた。そして同39分、パウリーニョに代わり今大会初出場したフェルナンジーニョがトドメの一発。フェルナンジーニョが「最初の2試合は良くなかったがスピリッツを取り戻した」と言う内容を見せたブラジルが2勝1分け、勝ち点7で並んだメキシコを得失点差で上回り、1次リーグを1位通過した。

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