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チェルシー、ランパード退団を発表 移籍先はMLSニューヨークCか

[ 2014年6月3日 10:43 ]

チェルシー退団が発表されたW杯ブラジル大会イングランド代表MFランパード(AP)

 イングランド・プレミアリーグ、チェルシーは2日、W杯ブラジル大会に出場するイングランド代表MFフランク・ランパード(35)が今季限りで退団することを発表した。01年にウエストハムから加入したランパードは13シーズンで公式戦649試合に出場し、クラブ史上最多となる211得点を記録している。

 リーグを3度、FA杯を4度、リーグ杯を2度制して、12年には悲願だった欧州チャンピオンズリーグのタイトルを手にしたランパードは「13年前に入団した時は、これほどの成功を手にするとは考えられなかった」と振り返った。これまで関わった監督、コーチ、クラブ関係者には「プレーヤーとしての成長を助けてくれたことに感謝したい」とコメントして、ファンに対しては「世界のフットボールで最も偉大なファンだと思っている。あなたたちのサポートを決して忘れない」と感謝の意を述べた。

 同選手をめぐっては、米メジャーリーグサッカー(MLS)に新規参入するニューヨーク・シティーへの移籍が噂されている。同クラブは米大リーグのニューヨーク・ヤンキーズとマンチェスター・シティー(イングランド)が共同で設立したチームで、2日にはスペイン代表FWダビド・ビジャ(32)獲得を発表している。

 ランパード退団で中盤の補強が必要となるチェルシーは、バルセロナのスペイン代表MFセスク・ファブレガス獲得で合意間近とスペイン・メディアが報じている。

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2014年6月3日のニュース